BRM919群馬1000 よしおか 新潟いわき海岸線の感想その5
Day4 再会と最後の力走
朝3時に起きて昨日買った助六寿司、鮭おにぎり、バナナを食べる。昨日洗ったウェアを着る。サイコンとナビスマホの充電はできている。4時前に部屋を出て無人でチェックアウト。雨は降っていない。レインウェアはしまう。ブルベ的にいい宿だった。
残り185kmを12時間、つまりグロス約15km/hで走ればよいので無理のない状態になった。まずは次の通過チェックを目指す。
途中眠気もあったのでローソンに入り、ホットコーヒーを飲む。Xを見るとTさん落車したとのこと。書き込みあるし、無事の様子でなにより。
6時17分ごろにタイヤの異変を感じる。底つき感がある。降りてタイヤを触ると楽に凹む。タイヤをぐるっと回すとシーラントが出ている場所がある!パンクだ。ブルベ中のパンクは二度目。穴の開いている部分を下にして空気を入れる。シーラントのカタブサが抜けるのが怖くて空気圧低めにした。この状態で走行を継続する。しかしやはり空気が抜けていくのか、たまの段差で底つき感がある。
那須烏山を抜けて通過チェックに方向を変えると向かい風が強い。予報通りだけど辛い。
7:02 通過チェックGのファミリーマートさくら氏家店に到着。グロス速度約14.54km/h。トータルでグロス14km/h以上あるから大丈夫。朝食としてキンパとバナナを食べて、冷凍アクエリアスを背中に入れる。空気を入れて出発する。
出発したもののやっぱり段差で底つき感がある。フロアポンプを借りたい。朝早いので自転車店は開いていない。宇都宮はサイクルフレンドリーな地域だから道の駅か電車の駅にあるのではないかと考えた。コース上にこれらはある。まずは道の駅うつのみやろまんちっく村に立ち寄る。9時前ぐらい。朝早くてインフォメーションが開いていない。あきらめて次に向かう。次にJR鹿沼駅に立ち寄る。駅員さんに聞いてみたがママチャリ用しかないとのこと。あっさり終了。あきらめて先に進む。
進んでも段差で底付きしホイールが壊れるかもしれないので直すしかない。チューブを入れるかどうか悩む。使用しているContinental GP5000S TRは以前よりはめやすくなったが硬いのは間違いない。やるべきか悩むが、このままでもDNF、チューブ入れて組み付けできなくてもDNFなので、初めてチューブを入れる作戦を決行する。
日が強いので、木陰がある広いところを探す。小倉橋東交差点の歩道が広くて木陰があるのでストップ。
タイヤを外して確認する。どうもタイヤがビードから落ちている様子。ホイールとタイヤの間からシーラントの液体が漏れ出ている跡がある。最初にもう少し空気を入れておくべきだったかもしれない。
意を決してタイヤを外す。片面を指でビードから全部外し、ある程度手でタイヤをホイールから外す。外す縁の反対の縁をシュワルベのタイヤレバーで動かないように固定し、タイヤグライダーを外す縁に取り付けて体重をかけて押す。外れた。シーラントが臭い。ラテックスの白い液体は残っていない。臭い液体は残っているが捨てる。
チューブレスバルブを外す。今のホイールではやったことないが、以前WH-RS500でやったことはある。空気入れ側のネジをペンチを使って外す。アウトドア用携帯ツールのペンチを使って楽に回せた。なくさないようにツールボトルに入れる。バルブを引っ張っても外れない。ビードを外していない反対側のタイヤが邪魔している感じもあるので、チューブレスバルブ周りだけ外して、ペンチで引っ張るがダメ。ネジを開ける方向に回すと外れた!チューブレスバルブもツールボトルに入れた。
次にチューブを広げてキャップを外したらバルブコアが取れた。バルブコアを外したことがないのでビビる。閉め直したがちょっと不安。改めてキャップを開けて少し空気を入れてからタイヤとホイールの間に入れる。
タイヤを入れ直す。2/3は手ではまる。残りをはめるべくタイヤグライダーをはめる側で取り付けて体重かけて押す。入った!練習しておいてよかった。ハンドポンプで空気を入れる。タイヤが膨らみビードにはまるパン!という音が鳴る。よし、と思ったが、すぐに抜ける。バルブコアを締め直してもう少し多めに入れてみる。タイヤが膨らみビードにはまるパン!という音が鳴るが、空気を保持できない。タイヤ側に異物が入っているか確認しなかったのでチューブに穴が開いた可能性もある。
ここで万策尽きた。
残り100kmぐらいだがタイヤがダメだと自転車は走れない。DNFを決断する。ブルベカードの電話番号にメッセージを入れる。XにもDNFする旨をつぶやき、温玉さんとTさんにも個人チャットでDNFを伝えた。どこまで押し歩きするのか?とGoogle Mapsで調べたら意外に駅は近く1.5kmほど歩くと東武日光線東武金崎駅に行ける。家族にも帰宅する旨を連絡。
工具類など後片付けをする。
Xを見てみると温玉さんからどこにいるか?との連絡。小倉橋東交差点にいることを伝えて10分もたたない頃温玉さん到着。
状況を説明したところ、初投入の電動ポンプがあるので入れてみましょう。となり、入れてみたがやはり抜ける。デフォルトの空気圧の単位がPSIになっているが、お互いPSIに慣れていないので、イマイチ何気圧入っているかわからない。気圧が低いのでは、ということでホイールの限界の109PSIまで入れましょう、となったけど、電動ポンプは高圧に入れるとバッテリーの減りが早いはずなので、80PSIまで入れることにした。するとビードがはまるパン!という音が何発も発生。ちゃんとはまった感じがある。手で押した感じは悪くない。お互い疲れて何気圧か計算できないが、ホイールの上限気圧は109PSI/6.5BARって書いてあるから、80PSIは約3割減で4.5気圧ぐらいだと今ならわかる。ちゃんと計算すると約4.8気圧。
少し走ってみましょう。となり、次のコンビニまで走ってみる。空気は抜けない。なぜかわからないが空気を保持できている。
11:13 ファミリーマート栃木西方店に到着。月餅と冷凍アクエリアスと天然水を買う。
このドタバタで自分は1時間20分ほどロスしたけど、温玉さんも30分ぐらいロスしているはず。残り90kmを4.5時間で走る必要がある。グロス速度20km/h。900km走った後なので、かなり無理筋な要求速度。とは言ってもここまでしてもらった以上間に合うように走るしかない。温玉さんも何とか認定を取りたい様子。
出発し、自分が先行し温玉さんが自分のタイヤを確認しつつ後方を走る。パンク騒ぎのおかげでのんびりペースだったおかげか踏める。また幸運にも国道293号線はアップダウンはあるが信号が少ない。いいペースで走れる。温玉さんもついてきている。国道293号線はグロス20km/h以上で走った!足利市に入ると信号峠が出てきてペースが落ちるが、少し貯金ができたので休憩でコンビニに入る。自分はおなかの調子が少し悪かったので多少時間をかけて軽量化する。
PC2に向けて登りに入ったが、斜度は大したことない。ここで二人ほどすれ違う。同じくギリギリ隊だが、先行に追いつきつつあるのはうれしい。
13:46 PC2のセブンイレブン桐生梅田1丁目店に到着。グロス速度約13.3km/h。今計算してびっくりだが、このタイミングでオンスケに戻したことになる。コカ・コーラと速攻元気を買って即離脱。走りながら即効元気を食べる。
後はゴールまで走るのみ、と思ったら最後の区間は向かい風でアップダウンと信号があり、スピードが上がらない。最後に試練を与えてくれる。晴れて暑いしエネルギー切れを感じたのでコンビニに寄る。
14:54 セブンイレブン前橋横沢町店に入る。速攻元気とポカリスエットと天然水を買う。温玉さんも天然水を買って体に浴びる。確かに暑い。残り時間1時間で残り距離12,3km。間に合う。
最後やっと下りに入り、国道17号に戻ってきた。サイクリングロードから橋を渡る。道の駅よしおか温泉が見える。ゴールに到着。間に合った!
しばし芝生で横になり休んでゴール受付を行う。DNF連絡していたが必要なレシートなどあれば認定してもらえるとのこと。PCの通過時間とクイズポイントを記載して写真を見せて通過チェックのレシートを提出し、無事に認定をもらった。時間は74時間41分。もちろんメダルは購入。
最後は実にドラマチックな展開となった。初日に温玉さんと知り合いになれたおかげで最後に再開して電動ポンプで助けてもらえた。これがなければゴールにたどり着けなかった。本当にありがとうございました。
コースは信号が少ない道を選ばれているため、獲得標高はあるもののグロス速度が出やすい走りやすいコースだった。ブルベにつきもののトラブルを仲間と解決し無事にゴールできたのも最高だった。
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