2025 BRM1011東京600 食ってこい喜多方はDNFした。
前日はシャワーを浴び、メッシュインナーだけ手洗いし干して、0時30分過ぎに寝た。下着はPeko短パンを着用。一応4時に目覚ましをセットした。
4時に起きてみたものの、行く気は起きなかったのでさらに寝て6時に起きた。Windyでは会津若松は日曜日朝は雨の予報だったが、レーダーを見ると雲はもう少し北側を通っている様子だった。
前日買った弁当とみそ汁を食べて、サイクルウェアを着る。今日は気温が上がるので、半袖ジャージ。ニベアをケツに塗って昨日同じタイツを履く。
電子機器類は、ナビスマホとサイコンをUSBアダプタから充電し、ライトはモバイルバッテリーから充電した。どちらも充電は完了している。通常スマホはまだ50%以上残量があるので無充電で使う。リアライト系も無充電。どれも特段の不調はない。
7時前にチェックアウトのため下に降りたら、GIOSの車両が残っていた。ランドヌールに間に合いますか?と聞いたら、こともなげに「グロスで20Km/hで行けば間に合いますよ」とのこと。マジか。残り285Kmぐらいでグロス20Km/hなら15時間。7時に出発すれば22時。確かに間に合うけど…。
チェックアウトしてホテルの写真を撮ったけど、GIOSの方も同様に写真を撮る余裕。前日チェックインするときにすでに車両はあったので、8時間以上滞在していると思われる。脚力の違いを思い知った。
せっかくなのでお城だけ観光して、新白河から電車で帰ることにする。
お城はなかなか立派なたたずまい。
その後本コースに戻り、ファミリーマートでパンを買って食べた。
走り始めて気になったのは特にリアブレーキの引き代が大きくなっている。フロントもいっしょに調整。と思ってツールボックスを開けたらツールボックスが浸水していた。六角レンチが若干さびている。ブレーキパッドとブレーキローターの間隔を調整した。改めてみるとチェーンがめっちゃきれい。汚れとともにオイルが落ちている。いつも弁当用醤油さしにチェーンオイルを入れていたけど、初めてチェーンオイルを指してみた。
その後猪苗代湖に向かって上り始める。気温が低い。心拍全然上がらず120ぐらい。激坂ではないが10Km/hぐらいで登る。
その後少し平坦基調になるが、ずっと心拍110前後。ぜんぜん速度がでない。クロモリトンネルに9時52分ごろ着いた。
今回も手の痛みがあり、結局手の荷重が減らせていない。ポジションもあるけど意識もダメな気がする。踏むときに前のめりになって膝で踏んでいる気がする。腰やケツをサドルに乗せて体重をペダルに乗せてケツで踏むをもっと意識する必要がある気がする。
てなことを考えながら、サドル位置を少し下げたり、ハンドルを少ししゃくったりのんびり走る。ウェアも暑いか寒いか難しい。太陽は暑いが空気は冷たい。ウインドブレーカ代わりのレインウェアを着たり脱いだりする。
新白河まで結構遠い。当初仮眠も考えていた道の駅にすら到着していない。猪苗代湖から白川へのルートの一番標高の高い勢至堂トンネルに10時44分ごろ着いた。これを超えて下り基調に入る。
P96の交差点で新白河に行くか、近くの駅に向かう考えるためにGoogle Mapsを開いたが、近くの駅もそれほど近くないのでやはり新白河に向かうことにする。
11時47分ごろ道の駅季の里天栄に到着。サイクルラックがあったので自転車を止めて、エリアの端のテーブルでうつぶせになって休む。疲れた。10分ぐらい休んだ。売店の肉まんがおいしそうだったので購入。ニラが多い肉まん。少し冷めていたけどおいしかった。食べて少し元気が出た気がする。
12時45分 PC4のセブンイレブン白川中央インター店に入店。電車で食べるためのジュースとお菓子を買う。
13時過ぎぐらいに新白河駅に到着。輪行袋に自転車を詰めて改札へ向かう。新幹線で帰るか在来線で帰るか。新幹線は高くて速い。在来線は安くて遅い。当たり前。13時50分の新幹線か13時55分の在来線に乗るかの選択だけど、頭がまわらず決めかねてどちらにも乗れず。結局14時40分の新幹線で帰ることにした。切符を買ってからさらに考えたけど、在来線でも1時間ぐらいしか時間差はないし、在来線グリーン車なら最寄りの武蔵小杉駅まで座れるから、在来線でもよかった気がする。
電車待ちの間、駅内の白川ラーメンを食べる。喜多方ラーメンとそんなに違いは感じない。
その後新幹線で東京駅へ。新幹線やまびこ号(こだま相当)の指定席に乗った。大型荷物置きの近くの席にしてもらったが、横型輪行袋に入れた自転車はおけなかった。高さが高い。車掌さんに相談したら幸い東京までのホームはすべて左側なので右側の通路においてよいと言われたので置かせてもらった。東京駅に16時過ぎに到着。新幹線のホームから横須賀線のホームは遠い。横須賀側のホームが見つからず右往左往する。横須賀線は運良く空いていたので座れた。
二日目の走行状態を考えると、初日無理して喜多方に行って短時間睡眠して継続してもとてもゴールできなかったと思うのでDNFは正解だったと思う。自分より年上の人が自分より早く走っているのを見たのでまだまだあきらめてはいかんなとも思う。
ランドヌール東京さんありがとうございました。
良かった点
電装系
雨ブルベだったけど電装系は問題なかった。ナビスマホもタッチブロッカーとか使わなかったが、誤操作もなく使えた。
フェンダー
フェンダーは前後ともうまく機能した。フェンダーのせいか、シートステイの上に砂が貯まっていた。周りへの迷惑は減っていたと思うし、自分の顔も雨水がかからず済んだ。
トップチューブバック
今回もトップチューブバックはカロリーメイトを4袋入れて信号待ちで食べることができた。また全体的にほぼ白濁した色だが、一部中身が見えるように透明になっているところがあり、ここに計画表を置いておけば外から見えるようになり、なかなか良かった。
ウェア
気温が11時まで下がる予報を見て、ジオラインLWとメリノウール長袖ジャージを持ってきたのは正解だった。グローブも冬用インナーグローブを持つべきだったが、軍手が買えてよかった。
チェーンオイル
雨ブルベ用にずっと持っていた弁当用醤油さしのチェーンオイルが役に立った。よかった。
悪かった点
カロリー摂取
手の痛み
結局手の痛みがあった。グローブはパッドなし、テムレスもパッドなしだったが、最初の100Kmぐらいは手の荷重はコントロールできていたと思う。しかし結局手の荷重があり、痛くなった。もっと体重をペダルに乗せて踏む意識が必要。左ひざの痛みも膝で踏んでいる(ケツで踏めていない)ためだと思う。
ハンドルが高いのも手の自重で手に荷重をかけているように思う。
ケツの痛み
座骨の圧迫による痛みもあった。骨盤を前傾し、恥骨で乗ると座骨の圧迫は減るが、恥骨だけで乗るのもつらい。アリアンテは後ろがせりあがっているので前傾にしても座骨が当たっている気がする。
ヘルメット尾灯
二日目のライドが終わった13時時点でヘルメット尾灯が消えていた。バッテリーはトータル24時間ぐらいしか持たなかったと思われる。通常のライドでは問題ないが、400Km以上のブルベでは厳しい。AJたまがわはヘルメットライト点灯がルールなので、40時間以上点灯できる尾灯が欲しい(が、充電式では見たことがない)。
ツールボックス
ツールボックスは浸水していた。浸水対策を考える必要がある。
自転車ソックス
自転車を部屋に入れることを考えて、急遽自転車ソックスを買った。結局使わなかったが、帰宅後いつもの横型輪行袋と並べると結構縦が短かった。タイヤ付けたまま、タイヤだけを隠すぐらいのサイズ感と思われる。どうせなら横型輪行袋と同じ縦サイズにしておけば、袋を兼用できると思った(今更ながら車両が隠れるサイズもあった。そういうことか)。
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