BRM323清水400 DNF
BRM322清水400に参加したが、沼津でギブアップしてDNFした。
当日は9時ぐらいから雨予報。小田原まで天気は持つか?という感じ。スタートの等々力公園はいい天気。
スタート前のブリーフィングで先週のブルべ中の事故の話があった。家族に話ができているか問われたけど、あまり話はできていないな。もちろんブルべ400に出て日曜日の朝帰る予定とは言ってあるが、ブルべが何か知らないと思うし、細かいコースなど伝えていない。もうちょっと話をすべきだと反省した。
今回の走行計画は以下とした。伊豆越えに少し時間がかかり、その後は取り返す。という感じ。仮眠時間は入ってないけど24時間ぐらいになるかな、という考え(甘い)。
車検後スタート。正確には6時55分ぐらいに出発。リカンベントの自転車で参加された方がいた。外国の方のようだが日本語も話せるようす。スタート後途中では合わなかった。坂道はやはり苦手のようだった。無事ゴールされたのだろうか?
スタートしてナビ画面が動かないことに気が付いた。雨に備えて「らくらくタッチ」機能をONにしようと操作をしているときに、「位置情報機能」をオフにしてしまったらしい。これに気付いてオンにすることで場所を正確に把握するようになった。よかった。今回は音声をGoogleのTTSにしたけど「ひだりおり」と言わずナビしてくれた。
次に心拍計も数字が出なくなった。コイン電池は交換しておいたがアマゾンで昔かった古い中華コイン電池。直さず走り続けることにする。
2時間ほど走り、P16の中沖田交差点に向かう道の途中で雨を感じてレインウェアを装着。ここでウインターテムレスを着用する。グローブの入り口はレインウェアの裾の中に入れることで浸水を防ぐように着用しているが、レインウェアの袖にグローブが入らない。片手は指で押し込めるが、ウィンターテムレスを装着した指だと太過ぎで押し込めない。よい解決案がないのでいったんスタートする。
P16先のデイリーヤマザキでパンを買う。ここはほかのブルべではPC設定されていることもあるし、等々力のスタート地点から2時間後ぐらいの場所なのでよく立ち寄る。時間が合えば出来立てのパンもある。今回はフレンチトーストを買って食べた。またグローブの件は、先にグローブを装着してからレインウェアを着ることでグローブが袖に入った状態を作ることができ、これで出発した。結局小田原に着く前に本格的に雨が降り始めた。
雨が降るとブレーキが鳴く現象は治っておらず、今回も盛大に鳴った。ちょっとあきらめている。たとえ鳴りが恥ずかしくても制動力には勝てない。リムブレーキに戻すつもりはない。
その後熱海で小休止。もってきた補給食を食べる。
ちょうどお昼ぐらいに伊東に到着。カウンターなら座ってもよかろうと思い、すき家で食べることにした。レインウェアをちゃんと脱いで入店。牛丼並みと豚汁と生卵を食べた。25分ぐらい滞在。
その後12時45分にPC1に到着。計画の5分遅れ。グロス17.6Km/h。ほぼ計画通りだけどあまり早くない。昼食は食べてあるので補給のゼリーとお菓子だけ買ってすぐに出発。
ヒルクライムをこなしたからか、ウェア内が湿気ている感じ。今回Perfetto RoS2とモンベルのレインウェアを着ているが、どちらも防水性がある、つまりどちらも湿気が逃げにくいウェアだった。たぶんウェアの選択を間違った。ちゃんとしたレインウェアを使うなら、Perfetto RoS2にすべきではなかったと思う。
ダウンヒル後おなかの調子が悪い感じがあり、JAのお店があったので入店。トイレを借りて軽量化に成功。よかった。
修善寺側に入ると雨がもう少し本降りになる。雨水か汗かわからないものが目に入り目が染みて開けられない。もってきた水で洗浄してみたがすぐに治らず。涙で流すしかないとあきらめ再度走ることにした。しばらくしたら痛みも治まった。
そういえばトイレから出たときにレインパンツの裾をちゃんと閉めてなかったな、思っていたらチェーンリングに引っ掛かり破ってしまった。気づいたときにすぐに対処すべきだった。
沼津を抜け千本街道に入ったころから雨脚が弱まってきた。天気予報どおり弱い向かい風。このあたりで休憩して補給のお菓子を食べる。ケツと手が痛い。今更ながらケツの位置と踏み方を考える。
コーラが飲みたくなってきたので富士川橋を超えて最初のコンビニで休憩することにする。ミニストップが見えたので入店。コーラとソーセージを買う。レインウェアも脱いだ。
しばらくして由比の町に入る。昔車で通ったところを自転車で通る。我ながら頑張ったと思う。やっとさった峠の入り口まで来た。雨も上がったし日没前なので富士山が見えることを期待して登り開始。噂には聞いていたが、激坂。早々とインナーローに落として立ち漕ぎまでしたけど最後まで続かないと思い下車。押し歩きを選択。その後尾根道のような道路を通るが道は狭いし落石があるし、日没後の走行は危険だと思った。
道の途中にビュースポットがあり富士山が見えるかと期待したが、雲の中だった。
その後17時44分にPC2に到着。計画より2分速い。計画と差がない点がすごい。グロス17.4Km/h。補給としてアクエリアスとバナナを購入し、すぐに出発。
PC2近くの丸亀製麺に入店。夕食は山盛りあさりうどん大盛りとする。イカ天付き。なかなかうまかった。日没になるので、ここで使い捨てカイロをおなかに貼った。以後体力的には問題を感じなかった。うどんいいな。
後半戦は手の痛みとケツの痛みをどうするか、という状態。手の痛みはケツの位置を調節し、胴体を足で支えケツで踏むことを意識すると手の荷重が減り痛みが弱まるので、これを意識する。ケツはどうしようもなくてたまに立ち漕ぎするが解決には至らない。日没になり気温も上がらない。朝より気温計は高い温度を指しているが、体感的には寒い。
興津まで戻り駿河健康ランドからサイクリングロードに入った。完全に日没している。サイクリングロードは車の車線の反対車線側になるので、車のヘッドライトが目に入りまぶしい。まぶしくて道が見にくい。ほぼ見えない。速度を抑えて走る必要がある。歩行者とかいても絶対に気付かない。遮光板とか欲しい。
復路富士川橋を渡る信号が歩行者用ボタンを押さないと歩行者側が青にならない仕様になっていることに気が付かず、2週目でやっと渡れた。
戻りの千本街道は手とケツの痛みに耐えながら走る状態になってしまった。こうなるとDNFを考えてしまう。沼津まで戻って250Km走行。20時は過ぎている。残り150Km。順調に走って9時間。仮眠入れて10時間か。沼津を超えたら後戻りできないな、と3分ほど考える。考える最中に参加者が抜いていく。が、DNFを選択。さらに沼津駅に戻る途中2名ほど参加者に抜かれた。この選択でよかったかと悩んだが駅まで走行。輪行状態にして電車に乗車し、DNFの連絡を入れた。
いつもそうだけど手の痛みとケツの痛みが解消しない。昨年の600ブルべはサドルを後ろに引くことで手の荷重を避けて、意識的に立ち漕ぎを入れてケツの荷重を減らしていた。これが重要なのかもしれない。
良かった点
計画の正確性
計画は正確だった。自分のペースがわかっていると言える。問題は復路でそこは不明。
デイライト
今回は雨だったので雨合羽を着てからはVOLT400を50ルーメンモードでデイライトとして点灯したまま走った。雨の中10時間ぐらいは問題なく動作した。
ナビ
スマホナビは取り付け角度が悪かったか見にくかったが、ナイトモードだと地図が白黒になるため、カラー表示の走行路との違いが判り見やすくなった。250Km(約15時間ぐらい)動作させて残量52%。27時間ペースで走ると多分最後まで持たないけど、休憩時に充電すれば大丈夫だろう。
雨が予想されたので「らくらくタッチ」機能を有効にしておいた。走行中誤動作はなかった。地図の拡大縮小はボリューム上下ボタンで対応できるので問題なし。
ナビに使っているスマホのHOMEボタンのクリック感がなくなった。反応はするけど。今回の雨が原因か?
悪かった点
各部の痛み
前回の反省を踏まえてサドルを低め後ろ目にしていたが、手の痛みは残った。大半はウインターテムレスを使っていたためパッドがなかったこともあるが、根本的には手に荷重がかかりすぎている。途中で座る位置を変えながら手に荷重のかからないフォームを試した。たぶんサドル前後位置を設定よりもう少し前にして上半身の体重をペダルにかけるようにケツで踏むとよさげに感じた。
ケツの痛みも変わらず。今回擦れによる痛みはないので、荷重というか圧迫による痛みと思われる。やはりこまめな立ち漕ぎが必要か。
膝も違和感あり。走行中は右膝だったが、帰りの電車では左膝にも違和感があった。こちらは原因までわからない。
靴への浸水
右の靴はつま先が浸水した。左の靴は全体的に浸水した。アゼストのビニールカバーをつけて、シューズカバーで閉めていたので、足首側から侵入したとは思えない。クリートの穴からと思われる。クリートをはめるために穴を大きめに開けていたのでそこから侵入したと思われる。暗くて水たまりに気付かず盛大に水をまき上げたこともあった。
寒さ対策
貼るタイプの使い捨てカイロを使ったが、温まっている感触がなかった。ミズノのインナーの上から貼ったが、おたふくインナーの上に貼るべきだった。グローブは雨天走行中はウインターテムレスを使った。浸水はなかったと思うが手の汗が残った。泥除け
フェンダーなしで走ったので、サドルバッグやシートポストは砂利だらけになった。靴の浸水もあるし、前輪の巻き上げた雨水が顔にかかるし、フェンダーの重要性を感じた。
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