BRM826初山別600感想 Day1

BRM826初山別600に参加した。初の600Kmブルベを初の北海道で走ることになった。北海道だと信号が少なくグロス速度が稼げるが、補給しにくくDNFしにくいのが難点と予想した。と言っても対策は思いつかないので、グルメはせずにひたすら走ることだけに専念する作戦とした。

事前の天気予報では初日は30度越で暑く、留萌より北は気温も下がる。音威子府は雨になりそう。二日目は気温は上がらず全般的に雨がありそう、特に札幌は怪しい感じとなっていたので、服装は初日は半袖ジャージ、日が落ちたら長袖ジャージに着替える。二日目も長袖ジャージ。雨装備は完璧に持つことにした。

神奈川からの移動は常磐線で水戸駅まで輪行し、大洗から苫小牧までフェリー、苫小牧駅から札幌駅まで輪行した。

宿はPirka Sapporoにした。いわゆるドミトリー。宿泊は建物の二階だが、自転車はシャッター・屋根付きの一階倉庫に置いておけたのでよかった。室内もきれい。ブルベ前とブルベ後で予約し、ブルベにもっていかない鍵や服は置かせてもらった。

初日は3時に起きて3時30分には宿を出発。4時15分ごろスタート近くのコンビニ(最後はゴールのコンビニ)に到着。朝ごはんとドリンクを購入。3人ぐらいの同業者がおられてあいさつした。

4時30分前にはスタート地点に入る。受け付けを見るともともと20人いないぐらいの参加者だったが5人以上はDNSで10人超えるぐらいの参加者になりそう。思ったより少ないが、関東のブルベ参加者の方が異常か。今回は600だし。ブリーフィングでは無補給区間の注意とFacebookで告知済みの新しい橋の話が出たが、Facebookは見てなかったのでどこの話か分からなかった。が、道なりに走れば問題ないとのことなので気にしない。



初日はコース上にある320Km先のびふか温泉で宿泊する。23時までがチェックイン時間。グロス18Km/hが要求速度。299Km先のセイコーマート音威子府店が22時閉店なので、それまでに到着して朝飯などを買ってから宿泊地に着きたい。今年の春に烏山300をグロス19Km/hで走ったので行けるだろうと考えた。

井村屋のスポーツ羊羹を6本持って走る。途中購入した食べ物で足りないと思ったら食べる。

車検も問題なく終わり定刻少し前にスタートした。

スタートして石狩川を越えると広々とした道、信号のない道、まっすぐな道になる。風景も広々としたザ北海道な景色。PC1までは3,4台で連なって進んだ。風は追い風。気温もそこまで上がってない。車は車間距離を開けて抜いてくれる。対車でも遅ければ追い抜くのが普通のようで抜きなれているように感じる。




PC1に7時23分到着。グロス速度は驚異の24.7Km/h。信号がないし、追い風基調なので速い。PC2が近いので、ドリンクを補充して、スニッカーズミニだけ食べて出発した。PCを出て90度曲がるところをまっすぐ進んでしまったがすぐに気づいてコース復帰。



PC2に8時38分到着。PC2に向けて少し登ることになっていたが、斜度は3%ほどなので登った感なく着いた。グロス速度は23.7Km/h。主催の方がお出迎え。ここで早めの昼食のつもりだったが、遅めの朝食になった。チキンカツサンドを食べた。暑いので補給のためかったポカリ900mlを一気飲みしてしまった。補給用にDAKARAを追加購入。


真直ぐな道。

 
ブログでよく見ていた道の駅サンフラワー北竜に着いたので撮影。


次は留萌に抜ける前の最後のコンビニであるセイコーマートへきすい店で休憩。暑い。セコマの北海道ぶどうアイスとやらのアイスキャンディーを食べる。ドリンクと水の補給と抹茶どら焼きを買ってトップチューブバッグに突っ込む。


 

ここから留萌に向けて下り基調で楽勝と思ったらP35で曲がって山登りに入る。道の看板が小平(おびらと読む)になっていてどこかわからなかったが、ここが海岸線に出てくる場所だった。



無事に無補給区間を抜けてセブンイレブン留萌小平店に入る。やっぱり暑い。12時16分。関東より太陽は低いと思うが暑い。コカ・コーラを投入。途中ドリンクと水を交互に飲んで水分を持たせる作戦。水も補給。


 

昼食は早く着いたら道の駅おびら鰊番屋で冷たいそばを食べよう、と思いながら走ったが、お店に待ち行列ができているのが見えて入店をあきらめ、次点で考えていたセイコーマート鬼鹿店に入る。昼食として冷やしぶっかけきしめんを食べる。暑いので冷凍のカルピスウォーターを背中のポケットに入れた。


オロロンラインは北海道感が強い。視界の先の岬まで道が見える。最初はアップダウンもなく、あそこまで行くのか、と感じるが追い風もあり、あっという間に行ける。次第にアップダウンも出るが、斜度はきつくない。暑いのだけが大変。風車が多く、ブレードがぐるんぐるん回っていて風が強いことがわかるが、追い風なのでうれしい。



苫前に入り、とままえだベアーを発見。


初山別に入り、通過チェックも近かったが、疲れたのでセイコーマート初山別店に入店。お店のカットパインがうまそうで購入。うまかった。前のお店で買った冷凍カルピスはとっくに溶けて飲み干していたので、冷凍ドリンクを探したが麦茶しかったのでこれを購入。ドリンク用にカルピスザリッチを買って水と薄めた。


 

通過チェックAのしょさんべつ天文台に15時19分着。グロス速度は22.0Km/h。キャンプ場が近いので一般客も多い。余裕があったので灯台や風景も撮影して出発。初山別の日没を見るのがブルベコース設計者の提案だったが、走っている間はとにかくグロス18Km/hを達成することしか考えてなかったので、日没を待つ、という考えには至らなかった。


次に遠別に入り夕食。セイコーマートが二店舗あったが最後のセイコーマート遠別店に入店。が、店舗が小さく、あると思ったホットシェフがなかった。戻る時間はあったが、グルメしないを徹してお弁当を温めることにした。それなりに疲弊していたが、カレーは食べられるだろうと考えチキンカツカレーを選択。カレーは濃厚辛口でうまかった。


 

この時点で16時30分過ぎぐらい。まだ日没まで時間があるし雨も降ってない。気温は日中より下がっているが全く寒くないので服装はこのままで進む。

音威子府まで登り基調。道は車用に整備されていて広くて走りやすいが、車も多い。途中初音ミクジャージを着た方がパンク修理をしていたが、大丈夫そうなので先行させてもらった。音威子府辺りで日没になる。


 

18時37分セイコーマート音威子府店に入店。ここで軽い夕食と翌日の朝食を買う。夕食はトマトミートパスタを食べてみた。麺は柔らかくてイマイチだがソースはおいしい。ここで宿からチェックイン時間の確認電話に気づく。20Km先なので1時間30分後に到着を告げる。チェックインに間に合うどころかめちゃめちゃ速く到着できることを実感してきた。

 


店を出ると完全に日が落ちている。さらに雨はないけど遠くで雷鳴が鳴っているのが聞こえる。天気予報は大体合っている。といっても速度を上げる余裕はないので、今まで通りの速度で走る。

19時50分ぐらいにびふか温泉に到着。グロス21.5Km/hぐらい。予定より3時間も早く到着した。追い風と信号のなさに助けられた。チェックインし、自転車を玄関に置かせてもらい、手洗い場でジャージとインナーとレーパンを選択。バスタオルに水分を移してハンガーにかけて乾燥させる。フロントライトとサイコンとスマホを充電。USB-TypeCケーブルを一本しか部屋に持ってこなかったのでサイコンとスマホの同時充電ができず、サイコンはそこそこにナビ用スマホを完全充電させることにする。その間に温泉にも入り汗を流す。睡眠時間は21時から2時までの5時間。予定より30分早く2時30分に出発することにする。


Day2に続く。

コメント

このブログの人気の投稿

ST-M310 シフトレバーのカバー開け

Ride with GPSで作成したルートのgpxファイルとOruxMapsの関係

UbuntuのpostfixでGmailにメールを転送する