DJI Osmo Action4購入
ブルベ時のカメラが欲しいと思っていた。
昔はCanon SX280 HSを使っていたが防水カメラでもないので水没の危険があった。なので今はこれを持たず、iPhoneで撮影している。けどロック解除が面倒だし、手帳型のスマホカバーなので液晶カバーが邪魔で撮影しにくいし、背中のポケットに入れていると、汗でレンズが曇っていることも多いので、専用カメラがいいなぁと思っていた。
防水性能があるカメラだとタフネス系のカメラかアクションカムの選択肢になり、タフネス系カメラは高いし重い。安い中華アクションカメラでいいかなと思っていたが、ブログを探すと大体中華アクションカメラの画質に満足できずGoProを買い直している人が多い印象だった。そういうときにDJI Osmo Action4の値下がりがあったのでこれのAdventure Comboを買った。
Action4はセンサーサイズが1/1.3インチになり暗所性能が高いという触れ込みで、実際1/2.3インチサイズのSX280のセンサーより大きい。動画も撮れるのでブルベ撮影もできるかも、と期待して買った。Standard ComboとAdventure Comboを比較したが、Adventure Comboはバッテリーが3つついて、充電パックも付いて1万6千円の違いなのでこちらを購入し、雨ブルベなどで壊れた時用にDJI Care Refreshパックも買った。高かった。
着荷して、試しに夜景の写真を撮ってみた感じだと、画質は負ける。基本はオートなのでシャッター速度が長くなるが、静止画に手振れ防止機能はなさそう。シャッターボタンもクリック感があり少し硬めの感じなので手持ちでシャッターを切るとブレやすい。SX280は手振れ補正があるし、シャッターボタンもクリック感が薄めなのでブレが少ない。結果SX280の方が良い絵が得られる。iPhoneと比較しても同じ。ブルベのフォトチェックの撮影用としては、特に夜間撮影は危険かも。
底面にはマグネットクイックリリースを実現するため磁石が付いているため、鉄製の手すりや網にくっつけることができるので、くっつけて撮影した方がブレが抑えられる。
ただ、写真モードではタイムラプスはできない。
今日は動画モードのバッテリーの持ちを試した。ロードバイクで1時間走り、4K@60P動画とFHD@30P動画を撮ってバッテリー残量が何%になるか試した。
マウントはダイソーで買ったネックマウント。切れ込みありのタイプ。念のためスマホホルダーを命綱として付けたけど、汗もあまりかいてないからか、滑って落ちるといったことはなかった。SDカードはSamsung EVO Plus 512GB。
テスト結果
感想
画質
今どきのメリハリのある画像。天気も快晴だったのでブルーがきれい。嫁さんも天気がいいと言ってくれるぐらい。自分レベルなら問題ない。ロードバイク動画としてはFHD@30P動画で十分だと思う。
手振れ補正
手振れ補正はRockSteadyモードにしたがちゃんと効く。停止からスタート時とか、登り中カメラが前後に揺れているのを感じるし、動画を見ても(聞いても)カメラと命綱の金具が揺れて当たっている音が入っているが、画像を見る限り、大きな揺れは感じない。
風音
向かい風が強いときは風音も結構録音される。風音はないほうがいいか、向かい風が強い感が出た方がいいか今後考える。タイムラプスだと関係ない。
ファイル
動画モードだとMP4ファイルだけでなく、LRFファイルができる。4K@60PもFHD@30PでもH264のHD@30Pになる様子。ビットレートは7Mbpsぐらい。音声はそのままの様子。VLCで開けばそのまま再生できる。
カムコーダー
今までGoPro系をアクションカメラ、つまりカメラがメインで動画はおまけという、従来のカメラのつもりで見ていたけど、機能面で見る限り、これはカムコーダー、つまり動画がメインで静止画はおまけだと気が付いた。日本製のカメラは静止画用のシャッターだけでなく動画撮影ボタンがあったりするので、動画撮影中に静止画も撮れたりするけど、そんな機能はない。シャッターボタンもブレ防止より録画開始を明確に伝えるためのクリック感が重視されている気がする。
ハイパーラプス/タイムラプスの動画設定
動画の圧縮モードは全体設定画面にあるのに、動画、タイムラプス別々の設定となる。
タイムラプスのフレームレート
タイムラプスで生成される動画のフレームレートは動画モードの設定に従う?今回は秒30フレームになった。
圧縮モードによるバッテリーの持ちの違い
H264の方が8%ほどバッテリーが長持ちになりそうだが、20%もデータが増える。
タイムラプスの手振れ補正
タイムラプスは思った通りバッテリーが長持ちになったが、手振れが大きくて動画として見にくい。手振れ補正はあった方がよい、つまりハイパーラプスの方がいい。
30倍のハイパーラプス
30倍のハイパーラプスを見たけど、ロードバイク動画の場合見る側からすると早すぎて全然わからない。イベントがないところを30倍とか60倍で何分も見せる意味はないと悟った。ここは飛ばす、という形で数秒使うぐらいだと思った。
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